教育
education
リハビリテーション科の教育について
当院では、AMGリハビリテーション部が定める個別的能力開発システムを運用して、人財を育成しています。
リハビリテーション科の人財目標
- 心身共に健康で、種々の問題に対して試行錯誤を楽しめる人
- 対象者の将来をポジティブに考え、自ら他者に発信できる人
リハビリテーション科では、まずは自身の健康管理を第一として考え、仕事をするうえで発生するさまざまな問題に対してチャレンジしていける人財を育成したいと考えています。また、患者さま・利用者さまが退院後の生活を笑顔で送るにはどうしたら良いかを前向きに考え、患者さま、ご家族、他職種へしっかりとプレゼンテーションできる人財の育成も進めています。
新人研修
4月を中心に5月・6月も新人研修を実施。全64講義で構成され、社会人としての基礎能力から各職種に必要な能力まで、幅広い範囲を学びます。講師は先輩セラピストが務めてくれるため、その人を知る機会にもなります。
症例発表
症例発表は、思考過程を整理しやすいフォーマットを用いて作成・発表するため、安心して進められます。1年目は年に2回実施し、それぞれ下記のように違った目的での症例発表としています。
- 1回目
普段関わっている患者さまの中から1名選び、初期評価から治療プログラム立案までをまとめて発表します。発表の内容を評価し、新患の担当を持つかどうかを判断します。
- 2回目
担当した患者さまの中から1名選び、入院の一連の流れをまとめて発表します。患者さまの変化に合わせてゴール設定や治療プログラム変更ができているか、また退院支援が十分に行えているかを、評価します。
到達目標
| 資質面 | 不明な点はそのままにせず、同期以外の先輩に自分から相談することができる |
|---|---|
| 臨床能力 | 特殊なリスクのない患者さまに対して、安全を確保しながら臨床介入ができる |
| 基本能力 | 院内・院外で使用する書類を指導を受けながら作成・運用ができる |
新入職員の教育体制
新入職員に対して、同じチームメンバーの先輩たちがエルダー(指導役)として付いてサポートします。先輩全員が指導係となるため、どの先輩にも話しかけやすい環境です。また、知識・技術指導を担ってくれる臨床指導係も配置しています。「誰に相談していいかわからない」「相談する人がいなくて困る」ということがない環境を構築しています。
新入職員 年間スケジュール
| 4月 |
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|---|---|
| 5月 |
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| 6月 |
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| 7月 |
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| 8月 |
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| 9月 |
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| 10月 |
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| 2月 |
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| 3月 |
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研修・勉強会(2024年度実績)
| 研修・勉強会回数 | ||
|---|---|---|
| 院外研修 | AMG外 | 12回 |
| AMG内 | 18回 | |
| 院内研修 | 全職員勉強会 | 18回 |
| 科内勉強会 | 10回 | |
| 症例報告 | 27回 | |
院外研修(AMG外)
- 日本理学療法士協会 臨床実習指導者講習会
- 日本作業療法士協会 臨床実習指導者講習会
- 日本理学療法学術研修大会
- 日本基礎理学療法学会
- 都士会MTDLP基礎研修
- 山梨環境適応講習会
- リハケア合同研究大会
- 東京都作業療法士学会
- ドイツ骨格医学会日本アカデミーマニュアルセラピスト認定セミナー
- 日本高次脳機能学会学術総会
- 認定理学療法士指定カリキュラム
院外研修(AMG内)
- AMGリハ部回復期リハ運営委員会主催研修会
- AMGリハ部訪問リハ運営委員会主催研修会
- AMG係長以上研修
- AMG OT部会主催研修会
- AMGリハ部キャリア支援委員会主催研修会
- AMGリハビリ部チャレンジ研修
- AMGリハ部管理職研修会
- AMG ST部会主催研修会
- AMGリハ部育成委員会主催研修会
- AMGリハ部モチベーションマネジメント委員会主催研修会
- AMGワークアウトファシリテーター研修会
院内勉強会テーマ
- キックオフ・大規模災害対策
- 接遇
- 感染対策
- 放射線安全
- 褥瘡対策
- 医療安全管理
- 個人情報管理
- 医薬品安全管理
- 医療機器安全管理
- 身体拘束
- 感染対策2
- 認知症対策・虐待防止
- 医療ガス安全管理研修会
- 医療安全対策
- 骨粗鬆症に対する知識の共有とFLS
- 倫理、等
科内勉強会テーマ
- チームビルディング
- コーチング・コミュニケーション
- 災害対策
- 急変時対応
- ワークエンゲージメント
- キャリア支援研修
- 感染対策
- プレゼンテーション(杉フェス)
- 倫理
- ライフプラン研修、等
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