部長メッセージ
当施設は、開設当初からの職員が多く、定着率の高さが自慢です。より質の高いケアの提供、より一層の施設の発展を目指してくれる、志の高い職員が多いので、とても心強いです。職員同士は職種を超えた連携が取れていて、わからなくて困ることがあっても、どの職種にも相談がしやすい環境です。
新卒にも中途採用にもプリセプター制度を導入しているので、安心して職場に慣れることができます。介護の仕事は無資格からでも働けて、入職後には、資格を取得しステップアップに繋げる教育支援をおこなっています。毎月の施設内研修の他、施設外研修への参加を促し、最新情報の習得・スキルアップを支援しています。
3Kと言われる介護職ではありますが、ケアの成功体験を糧に、自分の仕事に誇りを持ち、自分の職種の魅力を多くの人に語って欲しいと思います。そのためにも、職場環境を整え、職員・利用者にとって居心地の良い、笑顔の多い場所であるよう努めています。青梅周辺にはたくさんの介護施設があり、利用者も職員も選択肢が多くある中で、「西東京ケアセンターで良かった」と思っていただける施設でありたいと思っています。
■認知症ケア
専門棟で定員40人。10人ずつの小グループで、馴染みの関係をつくり、利用者にとって、安心できる居場所を提供しています。利用者に役割分担を行っているので、みなさん生き生きと活動しています。
職員の専門性を磨くため、外部研修の機会を増やしています。また、他のフロアにおいても認知症併発者は多いので、「認知症サポーター研修」の全員取得を目指しています。
■在宅復帰支援
専門職による生活場面でのリハビリテーションを継続して実施しています。また、管理栄養士・言語聴覚士による食事形態の選択と摂食訓練による口腔機能の維持・向上を行っています。
入所が決まった段階から在宅復帰後まで、家庭を訪問し、利用者の生活環境・役割を知り、入所中のケアに活かしています。在宅での生活が一日でも長くなるよう、地域のCMとの情報交換や地域の資源を活用するよう支援しています。
■看取り
利用者・家族の要望に応えられるよう、密なコミュニケーションを図るほか、なじみの品で居室をコーディネートしています。また、個別支援計画を立案し、最後の自宅への外出や好物を食しに外出等を行っています。
そして、看取り後のカンファレンスを開催し、ケアの振り返りと職員の気持ちの整理の時間としています。